轻舟已过万重山

撸起袖子加油干

罗一舟 新京报 インタビュー 日本語訳

f:id:xuxugecai:20210525212444j:imagecr.Attention・罗一舟

2021年5月25日に公開された新京报のインタビューを日本語に訳しました。勉強中のため、意訳誤訳が含まれることをご了承ください。

元のインタビューはこちらから。罗一舟:我有时候爱操心,别人说像老干部丨对话

 

 


ずっと舞台から学んでいることは、たとえどんなアクシデントが発生してもパフォーマンスを最後までやり遂げる信念を持つことの大切さ。他の人が僕のことを老干部みたいって言うけど、それは彼らを見てると心配になっちゃうことがあるだけ...
 

 

罗一舟は幼少期を銀川で過ごし、その後北京にある北京舞踏学院、解放軍芸術学院に合格、軍芸を2016年に卒業し、文工団(音楽、演劇、歌舞などを行う軍の文芸組織)に一年従事。2018年、中央戯曲学院の演劇専攻に合格、現在在学中。彼はずっとダンス&ボーカルの形式でパフォーマンスすることの出来る舞台を求めていて、自分がその機会を逃さないことを願っているという。

 

初心:常に自分の好きなことに向かって道を探す

Q:現在中戯の演劇専攻に在学していますが、演技とダンスボーカルそれぞれにどのような感情を持っていますか?

A:どちらの表現方法もとても好きですし、夢中になれるものですが、それぞれに対する感覚は違います。
演技は一種の思考の体験で、演技を終えた後僕は自分の演じたシーンを見て、元々の基礎の上でさらに踏み込んだ思考をすることがメインです。僕はまだ大学3年で、これといった作品がある訳でもないし、深い見識がある訳でもないので、まだまだ勉強しなければいけないと思っています。そしてダンスボーカルには、感情表現に近くて、もっと直接的に自分を解放して表現するものです。この2つの感覚は違うけれど、どちらもとても素晴らしいものです。

 

Q:何かキーワードになる言葉でまとめると?

A:ダンスボーカルもまだその道に踏み込んだばかりなので、好きの次はすごく好きになります。演技も僕がずっとやりたかったことです。僕が欲張りすぎるのかもしれないけど、どちらも僕にとっては同じ位置にある大切なものです。

 

Q:いつはっきりと芸能の道に進むことを決めましたか?

A:実ははっきりと芸能界に進むと決めたり、自分にこうあるべきと課したことはないんです。子供の頃両親は僕が興味を持ったこと__ダンス、モデル、演技、司会など、僕が面白いと思ったことならなんでもやらせてくれました。その後進路を選ぶときも僕のやりたいように選ばせてくれたし、僕が好きなことをやるべきだと協力してくれました。ずっと自分の興味や好きなことに基づいて進む道を探すことができたのは、本当に幸せなことだと思います。そうしていくうちに次第に芸能界に近づいて、この世界に足を踏み入れていました。

 

舞台:自分は才能型ではない

Q:軍芸ではどのような舞台での経験を得ましたか?

A:舞台上での立ち位置、カメラとの感覚、道具や舞台美術との合わせ方、観客とのコミュニケーションの取り方、これらのことに関しては本当に多くの経験を得ました。あとは舞台上でアクシデントが起きた時にどのように対応するか__例えば、音を外してしまったら、とか。ずっと舞台から学んでいることは、たとえどんなアクシデントが発生してもパフォーマンスを最後までやり遂げる信念を持つことの大切さです。そのような状況に出会った時は、必ず大胆に、自信を持っていなければなりません。なぜなら、そのようなメンタルでなければその後のパフォーマンスで最も良い表現をすることは出来ないからです。もし動揺してしまったり、自信がなかったり、信念がなかったら、その舞台は不完全なものになってしまうでしょう。もう一つは、先生から言われたことですが、自信を持てば持つほど、観客は心地よく観賞することができるし、パフォーマンスに対する評価も上がるということです。

 

Q:自分のことをダンスボーカルの才能があると思いますか?

A:僕がダンスボーカルを学んだ時間がそこまで長くないので、才能型だと思われるかもしれませんが、自分では才能型だとは思っていません。声音や身体条件は生まれもったものですが、何か一つのことに対してしっかりと向き合う時は、それに対する好きや熱意をみる必要があるでしょう。もし努力をせずに才能だけで進めようとするのなら、僕は取り合う必要がないと思います。

 

Q:幼い頃から古典舞踊、中国舞踊などを学んできましたが、今進もうとしてるのはボーイズグループという方向ですよね、このような変化の中でどのように練習をしてきましたか?

A:MVを観るのがすごく好きなので、好きなグループのいろんなMVやライブ映像を観ました。まずは彼らのパフォーマンス中の状態や感覚をみて、実際の練習では基礎から。あの頃は時間も全然なかったんですけど、先生がレッスンの大半の時間をボーイズグループのダンスの基礎練習に当ててくれたので、身体がこういったダンスに慣れるようにひたすら反復練習をしていました。
 


Q:自分が有利だと思うことは?

A:小さい頃から踊ってきたので、リズムに対する感覚は敏感な方だと思います。リズムの区切り方とか音ハメの仕方とか、あとは振りを覚えるのも一部の人よりは速いでしょう。それぐらいです。必死で努力する人にたくさん出会いました、みんな同じで、僕が特に有利なことはありません。

 

自分:慎重で、人見知り

Q:以前インターネット上で、(空軍)パイロットになるのが夢だという情報を見かけましたが...

A:パイロットはすごくかっこいいと思うし、空軍は食事の質もいいんです。とても栄誉ある仕事だし、とてもかっこいいので、すごく尊敬しているし憧れです。しかもパイロットは絶対に身体能力が高くて、空にも陸にも行けるので、たしかにパイロットになるというのは夢のひとつです。

 

Q:プロフィールの趣味特技の欄のなかで、1番得意なことは95式ライフルの組み立て/分解ですか?

A:組み立て/分解を習った時、一回やると手に何箇所も傷ができて、気づけば10〜20箇所ぐらい傷ができてて絆創膏だらけになってたんですけど、痛いとは思わなくて、ただ楽しんでいました。元々男の子はこういうことが好きなことが多いでしょう?

 

Q:では軍芸のクラスの中で組み立て/分解は何位になれる実力でしたか?

 A:クラスの中ではそこそこ、1番でした。


Q:日常の中で他の趣味はありますか?余暇は何をしますか?

A:ロッククライミングが好きです。あとまだ免許を持っていないんですが、今試験を受けているところで、機会があれば家族と行き当たりばったりなドライブに出かけたいですね。余暇っていう余暇はあまりなくて、普段は授業を受けて、そのあとは自分で練習します。練習が終わったら週末は実家に帰って家族と過ごして、身体を休め調整してまた授業と練習の生活に戻ります。普段は結構活発で明るい方です、でも打ち解けるのに少し時間がかかったり、人見知りするのもあって、知らない先生や同級生に会った時はあまり多く喋るわけではないかもしれません。

 

Q:自分はどんな性格だと思いますか?

A:僕には楽しい時もあるし、冷静な時も、理知的な時も、闘志に満ちている時もあります。おそらく他の人が定義した方がいいでしょう、僕自身では自分を定義できませんから。

 

Q:他の人からはどんな性格だと言われますか?

A:老干部みたいだと言われます。ただ彼らを見てて心配になってしまうことがあって、もし自分がもっといい方法ややりやすい方法を知ってるんだったら教えてあげたいだけなんですが...そうすればみんな手っ取り早いでしょう?
 


目標:何かやるときには高い目標を定める

Q:集団に対する意識がとても強いように思います。

A:そうですね。11歳からずっと集団生活で育ってきているので、集団であったりチームだったりというものに対して情が湧きやすいし、誇りも持っています。自分自身チームの中にいることがすごく好きですし、団結力のある、チームワークの高いグループになったらいいなと思います。

 

Q:なにか自分で定めている目標はありますか?

A:小さい頃から何かをするなら出来るだけ完璧にしたいし、自分はそうあるべきだと思っています。高い目標を立てて、口だけにならないように、その目標に向かって全力を尽くす。そうすれば後悔することもなくなります。
  


Q:外の世界からの(マイナスな)意見に対して、どのようにメンタルをコントロールしていますか?

A:誠実な批判に対しては、必ず素直に受け入れます。真っ直ぐに受け入れて積極的に変わろうとしてこそより良い自分になることができるし、頑固に自分を押し通してもいい結果は得られませんから。でももしそれがアンチであった場合、本当に1ミリも気に留めないし、アンチによって影響を受けることもないので、メンタルをケアする必要もないです。

 

 

2021.5.25 yang(@xuxugecai)